「足の親指が痛いけど、これは外反母趾かな?それとも痛風?」
痛風の初期症状は外反母趾によく似ているため、一般の方ではなかなか見分けがつきづらい場合があります。
そこで本記事では外反母趾の痛風の違いを詳しく解説します。
また、痛風以外で外反母趾に似ている疾患についても公開。
ぜひ、ご覧ください。
外反母趾と痛風の見分け方
外反母趾と痛風は非常によく似た症状であり、自分で見分けることがなかなか難しいことも多いです。
外反母趾と同じく、足の親指に痛みや腫れが起こり日常生活に支障を与えてしまいます。
特徴として痛風の痛みは突然にかつ強い症状で現れる傾向にあります。
はじめのうちは数日でだんだんと症状が軽減し、3週間程度で消失するという経過をたどることがほとんど。
しかし、そのまま放置しておくと再発を繰り返すようになってしまいます。
男性に多く、女性に起こる場合は閉経後に発症することがほとんどです。
見分けるポインtp
- 痛風は女性にはあまり起こらない
- 一方、外反母趾は女性に多い
- 痛風は突然痛むことが多い
- 外反母趾は徐々に痛みが増してくることが多い
痛風とはどんな病気?
痛風とは、尿酸ナトリウムという物質が関節に溜まってしまうことで起こる疾患です。
風が患部にあたるだけで痛みが走ることからこのような名前になっています。
ビールなどに含まれているプリン体が原因となり、血液中の尿酸濃度が高くなることが原因です。
暴飲暴食・肥満・激しい運動でも起こることがあります。
繰り返しになりますが、痛風の初期症状は外反母趾と非常に似ているため鑑別が難しいことも多いです。
症状に迷ったら病院にいくことをおすすめします。
外反母趾と似ている疾患にはなにがある?
ここからは痛風以外に外反母趾と似ている疾患について紹介していきます。
先に似ている疾患を一覧であげると以下のようなものが該当します。
- 拇指種子骨障害
- 変形性関節症
- バニオン(第一中足骨頭部皮下滑液包炎)
一つずつ解説していきます。
拇指種子骨障害(ぼししゅしこつしょうがい)
これは足の親指にある小さな骨が炎症を起こしてしまう疾患です。
親指には種のような小さな骨が2つくっついています。
よく運動をする人はこの小さな骨と靴が擦れてしまい、炎症を起こしてしまうことがあるのです。
外反母趾で痛む部分と近いため、似ている症状として知られています。
歩行やランニングを繰り返している方は拇指種子骨障害も視野にいれて考えてみましょう。
変形性関節症
加齢にともなって親指が変形してしまうことがあります。
変形性膝関関節症は有名ですが、実は足の親指にも変形が起こることがあるのです。
症状は炎症や腫れ、発赤です。初期症状は外反母趾と似ているため、整形外科での受診をおすすめします。
バニオン(第一中足骨頭部皮下滑液包炎)
これは滑液包という関節を包む膜が炎症してしまう疾患のこと。
外反母趾とほぼ同じところに腫れや痛みが生じてしまうため、見分けるのは困難です。
外反母趾と合併することも多いバニオンですが、バニオン単独でも発症することもあります。
靴のサイズが合わず擦れてしまっている場合に多く、ひどくなると安静にしていてもズキズキと痛みがでてしまいます。
まとめ
本記事で解説したように外反母趾と似ている疾患はいくつかあります。
親指の痛みが出ている原因を知りたい場合、まずは整形外科などで正確な診断を受けることをおすすめします。
また、当院は外反母趾専門のケアをしていますので症状でお困りの方はご相談下さい。
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